施設日記
-
2026.01.14
穏やかな一年のはじまり 〜グループホーム花街道のお正月〜
新しい年の始まりは、少し背筋が伸びるような、でもどこか心があたたかくなる時間です。
今年のグループホーム花街道のお正月も、そんな穏やかな空気に包まれてスタートしました。お天気の良い日には、近くの神社まで初詣へ。
鈴の音が響く中、ゆっくりとお賽銭を入れ、手を合わせる利用者さんの表情はとても真剣で、「今年も元気に過ごせますように」「家族が幸せでありますように」と、それぞれの想いが静かに伝わってくるようでした。職員も一緒に並び、同じ時間を共有できることのありがたさを改めて感じました。

新年会ではテーブルを囲んで、かるた取りゲームを行いました。
「これだったかしら?」「あ、見つけた!」と、自然と笑い声が広がります。勝ち負けよりも、カードを目で追い、手を伸ばし、周りの方とやりとりする時間そのものが、いきいきとした表情につながっているように感じました。


お昼には、お寿司を囲んでのお食事。
「やっぱりお正月はこれだね」と、いつもより少し箸が進む方もいらっしゃいました。慣れ親しんだ味や行事は、認知症があっても心に残りやすく、その人らしさを引き出してくれます。書初めの時間には、筆を持つ手に自然と力が入り、真剣な表情に。
「字は自信ないのよ」とおっしゃりながらも、書き上げた一枚を見て、少し誇らしげに微笑まれる姿が印象的でした。

グループホーム花街道では、特別なことよりも「その人にとって馴染みのある時間」を大切にしています。
季節を感じ、誰かと笑い、役割を持つ。そんな日常の積み重ねが、安心につながると私たちは考えています。今年も、利用者さん一人ひとりのペースに寄り添いながら、あたたかな毎日を重ねていきたいと思います。
本年もグループホーム花街道を、どうぞよろしくお願いいたします。